2017年10月24日火曜日

みせばやの花


 
 本日、2017年10月24日は、10月の誕生会でした。いつもどおり、10月の誕生日のお子さまの保護者の方々には、メッセージの代わりとして、園長から、新しいオリジナルソングをギターで弾き語りさせていただきました。

 今回は、「みせばや」という花をイメージとして用いました。高野山のある法師が、山でこの花を見つけ、歌の師である冷泉為久に「君に見せばや(見せたいものです)」という言葉を添えたと言われます。それが、この花の名前の由来とされます。そこから、「大切な人にささげる」といった花言葉が生じています。また、小さな玉のような花をつけることから、「つつましさ」も花言葉の一つとなっています。

 こうしたことから、目立たなくても保護者の方々の日々の支えが、お子さまにとってとても大切であることを歌いつつ、同じように保護者の皆さまにも日々、あたたかな支えが届くよう願っています。

 歌詞と簡単なピアノ伴奏譜を掲載いたします。伴奏を自由に工夫なさってお楽しみください。


みせばやの花

つつましいけれど
大切なその人に届けたいと思う
みせばやの花のように
ささやかでも心込めて
やさしさを分かち合えたなら
微笑みが 微笑みが
父さんにも 母さんにも
喜びが 喜びが
父さんにも 母さんにも
そっとやさしく花咲くように


何気ないけれど
今日一日 一つひとつ
心を見つめながら
みせばやの花のように
ささやかでも
良かったこと 素敵なことを
思い出せたら
微笑みが 微笑みが
父さんにも母さんにも
喜びが 喜びが
父さんにも 母さんにも
そっとやさしく花咲くでしょう